映画紹介『ダイ・ハード3』

ダイ・ハード3 サムネ

おすすめ度:★★★★★

マクレーンの相棒にサミュエル・L・ジャクソンが加わりよりダイナミックに展開される第三作。ニューヨークを舞台にマクレーンが駆け回る!

あらすじ:

ニューヨークで突如爆弾テロが発生する。犯人は「サイモン」と名乗り、警察に電話でマクレーンを出すように要求する。マクレーンは犯人からの指示で「I hate Niggers(黒人は嫌いだ)」と書かれた看板を下げられハーレムのど真ん中に放置される。それをたまたま見ていたゼウスが何とかしようとするが、黒人ギャングたちに見つかってしまい半殺しにされかける。マクレーンをかばったことでゼウスも犯人に指名されてしまう。二人は犯人の指示に従いながら事件の解決に奔走する。

コメント:

シリーズ三作目にも関わらずまったく飽きの来ない展開を見せている。冒頭からいきなり爆発が起きたり幾度となく時間との勝負に追われたりと今まで以上に早いテンポで物語は進んでいく。

前作までの流れを様々な所で踏襲している。最も大きな違いは相棒のゼウスの登場で、これまで一人でテロリストと戦っていたマクレーンに初の相棒が出来る。季節も夏になっていて、これまでダイ・ハードと言えばクリスマスのイメージを踏襲している。舞台もビルや空港といった限定的なロケーションからニューヨークの街全体へと広がりを見せていて、とにかくあちこちへ駆け回る描写がメインとなっている。犯人の指示により半ば強制的に相棒にさせられたゼウスはマクレーンと並ぶくらいに愚痴を吐き続け、お似合いとも言えるマクレーンと捜査を進める姿はまるでデコボコ刑事コンビのような印象を与える。

裏話として、以前の事件以来ホリーとよりを戻したように思われたマクレーンは再びホリーと仲違えしていて、最後に電話越しで喧嘩して以来口もきいておらず、状況は前よりも悪化している。そのためかマクレーンはアルコール依存症に陥っていて、作中でも二日酔いによる体調不良を始終訴えていて、サイモンにもアスピリンを求めている。

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