映画紹介『エアフォース・ワン』

エアフォース・ワン サムネ

おすすめ度:★★★★★

戦うアメリカ合衆国大統領。これぞアメリカ!

ハリソン・フォード主演、出演はゲイリー・オールドマン、ウィリアム・H・メイシー(『Uボート 最後の決断』など)、ユルゲン・プロポノフ(『Uボート』など)他。

監督は『Uボート』、『ザ・シークレット・サービス』、『アウトブレイク』、『ポセイドン』などのヴォルフガング・ペーターゼン。音楽は『ランボー』、『トータル・リコール』、『エグゼクティブ・デシジョン』などのジェリー・ゴールドスミス。

あらすじ:

アメリカとロシアの合同特殊部隊がカザフスタンの独裁者イワン・ラデク将軍を逮捕し、ジェームズ・マーシャル大統領はモスクワでテロに対抗する演説を行った。その帰路、世界一安全な航空機といわれるエアフォース・ワンは大統領一家を乗せてモスクワを飛び立った。しかしその乗客の中にはラデク将軍を信奉するテロリストらが潜伏していたのだった…。

コメント:

(これより先ネタバレを含みます)

近年アメリカ映画の代表作。大統領が孤軍奮闘しテロリストに打ち勝つという、勧善懲悪を基盤にしたヒロイズムがテーマの映画である。ペーターゼン監督とジェリー・ゴールドスミスという鉄板コンビの映画であり、そのテーマ曲はあまりにも有名でアメリカ国内を始め日本でも様々な場面で使用されている。

合衆国大統領役にハリソン・フォードを起用。ベトナム戦争で救助ヘリのパイロットとして従軍経験があり、巧みな作戦と格闘術でテロリストを倒していく。スーツが似合うハリソン・フォードならではのスマートなイメージが感じられ、強くたくましくかっこいい大統領像を見事に作り上げている。

テロリスト役を務めるのはお馴染みゲイリー・オールドマン。これがまたハマり役で、大統領夫人と娘に自分は人殺しかと問いかけるシーンでは実に嫌な笑みを浮かべ、淡々としながらも狂気に満ちた悪人を見事に演じている。ゲイリー・オールドマンは、映画『レオン』でより狂気に満ちた汚職刑事と言う悪役を演じていることでも有名で、つくづく悪役が似合う男優である。ちなみにラデク将軍役のユルゲン・プロポノフとペーターゼン監督は『Uボート』以来のコンビで、映画好きには興味深い組み合わせである。

この映画の特におすすめしたい見せ場はクライマックスの脱出シーン。救出に来た米軍機がマーシャル大統領を救出した旨をホワイトハウスへ伝える際に、「コールサインを変更、新しいコールサインはエアフォースワンです」と答えるセリフ回しにはしびれること間違いなし。

とにかく外さない映画なのでアクション映画好きは一度は見ておくべき一作。

映画紹介『エアフォース・ワン』” への1件のフィードバック

  1. 久しぶりだなぁ!ペパロ二のピッツァは未だに来ないがまあいいさ。

    この映画は見た事がない、是非とも鑑賞させてもらおう。だがUボートは見た。あれは一度は見るべきだと私は断言したい。
    ブルー・マックス 、ザ・トレンチ(塹壕)、西部戦線異状なし、サハラ戦車隊、カサブランカ、
    素晴らしきヒコーキ野郎、Aces High・・・やはり映画は良いものですねぇ…

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